“クラブ月間最優秀選手” リバプールMF遠藤航が、飛躍の時期になった “12月” を振り返る!

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Wataru Endo, the club's Player of the Month, looks back on the month of December キャリア

ミッドフィルダー陣の刷新を進めたリバプールは、ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョが抜け、手薄になった守備的ミッドフィルダーのカバーとして、当時シュトゥットガルトに所属していた日本代表MF遠藤航に白羽の矢を立てた。

それまでチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでプレーしたことすらない選手で、イングランド国内で知るものは少なく、当初は獲得に疑問視すらされていた。モイセス・カイセドやロメオ・ラビアら本来のターゲットと異なり、30歳という年齢も気になる部分でもあった。

シーズン初めこそ苦労したが、ヨーロッパリーグやカップ戦を中心で出番を得ると、アレクシス・マック・アリスターの負傷でプレー時間を伸ばした。プレミアリーグ初ゴールを奪うなど飛躍の月となり、クラブの月間最優秀選手に選出された日本代表キャプテンは、受賞の喜びを口にした。

「月間最優秀選手に選ばれてとてもうれしい。これが数あるうちのひとつになることを願っている。」

「12月は僕にとってもとても重要な月で、怪我人が多かったから、自分がなぜここにいるのかを示す必要があると思っていた。」

「とてもタフな月だけど、僕らのプレーやピッチで見せた姿は素晴らしかったと思う。」

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2023年12月3日、フラム戦では負けている状況から投入されると、すぐさま同点弾を叩き込み逆転勝利をもたらした。その後もアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドら相手にも高い位置からの守備を披露し、完全にチームにフィットした。

怪我人が続出した多忙な12月だったが、それによってチャンスを得た元シュトゥットガルトMFは、プレーし続けることの重要性についても語った。

「フラム戦での(プレミアリーグ)初ゴールは(最高の)瞬間だったし、アンフィールドの雰囲気も素晴らしかった。僕にとって特別な瞬間だった。」

「あの試合は3-2で負けていて、とにかく得点が必要な難しい状況だった。僕はここの観客のためにプレーしたんだ。得点は僕にとってもサプライズだった!でも、とても嬉しかったよ。」

「適応するのに時間が必要だったけど、最も重要なことはプレーし続けることだったと思う。」

「12月は負傷者が多かったから、試合に出続けなければならなかった。だからちょっとラッキーだったけど、プレーし続けることが必要だったんだと思う。」

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