マンチェスター・シティからフリートランスファーでリバプールに加入した元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー。アンフィールドでは、ミッドフィルダーをメインポジションに、左右のサイドバックの控えも務めるなどユーティリティプレーヤーとして名を馳せた。
昨季限りでリバプールには別れを告げ、今シーズンはブライトンでプレー。若い選手も多いチームに経験をもたらす一方で、右サイドバックや左サイドバック、中盤と様々なポジションを任されている。
38歳になったいまも第一線で活躍するミッドフィルダーは、アンフィールド時代を回顧。ユルゲン・クロップ監督の手腕は言わずもがな、加入直後に3ヶ月間のみだったが、指導を受けたブレンダン・ロジャーズ監督も素晴らしい監督だったと当時を振り返った。
「ブレンダン・ロジャーズもサー・ボビー・ロブソンと同じで、彼と長く働けなかったのは不運だった。」
「偉大なコーチで、偉大な監督。彼と一緒にいた期間は、彼のことがとても好きだった。その後、ユルゲン・クロップがやってきて、ブレンダンのもとではスローなスタイルでプレーすることはなかった。ただ監督の人柄と彼が求めるスタンダードがそうさせたんだ。」
「初めての試合はアウェイのスパーズ戦で、試合のテンポがまるで別世界のようだったことを覚えている。両チームが激しくぶつかり合い、レベルはまさに100％だった。トレーニングはもっと長く、もっとハードで、選手たちはそれに適応する間に怪我をしたけれど、彼は早くから自分の期待値を把握しなければならなかったんだ。」
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