過去数シーズンにわたり、激しい直接対決を繰り広げてきたリバプールとマンチェスター・シティ。プレミアリーグのみならず、チャンピオンズリーグでも頂点を目指し戦った経験を持つ両クラブが、今週末に激突する。
チームを率いるユルゲン・クロップ監督とペップ・グアルディオラ監督はイングランドで対決する前から、異なるチームを率いて熾烈かつ高度な試合を展開してきた。ときには判定が議論を醸すゲームも。
昨シーズンには無観客のアンフィールドで、マンチェスター・シティが18年ぶりに勝利。しかし、今シーズンはサポーターが戻ってきており、大歓声が鳴り響き、ふたたび要塞と化したスタジアムでの試合は、リバプールにとって大きすぎるアドバンテージとなる。
新型コロナ期間を経て、新たなフェーズに入った両監督のライバル関係。非常に高いレベルで戦い続けるスペイン人指揮官は、ドイツ人監督との競争が自身の成長をに繋がっているとし、健全な好敵手の存在について語っている。
「彼や彼のチームが、より良い監督になるための助けになっている。より高みに押し上げてくれ、自分自身の価値を証明するにはどうすればいいか考えさせてくれる。」
「だからこそ、まだこの仕事を続けている。クロップ監督も含め、前進するためにチャレンジしてくれる監督が何人かいるね。」
「ふたたび満員のアンフールドで試合ができることはとても嬉しい。人々が戻ってきて、最高の雰囲気を楽しみたい。願わくば、好ましい結果になるといいね。」
「18年間にもわたり、アンフィールドで勝てなかった理由はわからない。直近5年間においては理由ははっきりしており、彼らが並外れたチームだったからだ。」